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東京物語3

東京に来た目的は、自治体消防65周年・消防団120周年の大会に参加するためです。
この日は周南市からの消防団ご一行と合流する日です。
なんだかドキドキです。
待ち合わせ場所は東京駅八重洲中央口。

午前中はまだ一人なので、日本橋あたりをぶらぶらしようと思い、まず最初はブリジストン美術館。
10時会館。9時40分頃着いたのですが、もう人が並んでいます。

カイユボット展。初めて聞く名前です。
何でも19世紀の半ば、フランスのパリで印象派のルノアール、モネ、セザンヌなどのパトロンだった人らしいのです。それで、自分でも絵を描いていたそうです。その絵が今、とても話題になっているのです。
そんなわけで、カイユボットはとてもお金持ちなのです。パリの中心街に住んでいて、もちろん田舎に別荘も持っています。ですが、都会の憂鬱とでも言いましょうか、人はよそよそしくてお互いに口を利いたりしません。そんな都会の生活を描いたりしているのです。

圧巻は、カイユボットの弟はピアノ弾きなのですが、その弟がピアノを引いている絵があります。楽譜は」ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」。その展示室にはその絵に描かれているのと同じピアノがおいてありました。
そして、展示室の真ん中のソファに腰掛けて、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を聞きました。
なんと贅沢な時間だったのでしょう。
午後からの消防団御一行との合流を思い出し、またドキドキしました。

次は丸善。本屋です。
丸善のハヤシライス。早矢仕さんという人が考案したらしいのですが、どうもこの丸善が発祥らしいのです。
すかさず、丸善のレストランでハヤシライスをほおばりました。

その後消防団ご一行と合流です。なんだかドキドキです。

# by kanmoto | 2013-12-06 17:21 | 連載  

東京物語2

11月23日(土)東京二日目。

朝9時半ごろホテルを出ました。
まず向かったところは靖国神社。本日は新嘗祭の日です。おじさんは地区の八幡様の新嘗祭に呼ばれていたのですが、東京に行くので出席できません。そこで、靖国神社に参拝をして新嘗祭のお祝いもすることにしたのです。ちょうど今年は本厄の歳であることから厄除けのお守りを買いました。

次は神保町の古書店街。さまざまな古本屋が数多あるのにびっくり。何か記念になる本を買って帰ろうと探し回りましたが、目的があるわけでもなし、結局、岩波文庫の「おくの細道」と井原西鶴の「日本永代蔵」どこにでもあるような本です。

最後は上野の東京都美術館。ターナー展をやっているとのことでこれは千載一遇のチャンスと思って、見に行きました。期待を裏切らないいいものでした。

夕方から神戸商船大学のときの寮で隣室だった後輩のM氏と新橋で再会の祝杯をいあげました。とても懐かしく、当時の思い出が次々とよみがえってきました。そうこうしている内に、同室の後輩のY氏が現れて、大いに盛り上がりました。

# by kanmoto | 2013-12-03 19:07 | 連載  

東京物語

ここは東京、赤坂。
宿の新橋駅前からバスに乗って、六本木1丁目で降りて、ぶらぶらと歩いてきたのは、商船三井赤坂クラブ。所は氷川坂を上り詰めたところ。
ここで神戸商船大学硬式野球部の同窓会があります。おじさんはほんの4~5人程度が集まってひそやかにやっているのだろうとばかり思っていました。

会場に入っていくと、なんと20人くらいのジイサンたちがわいわいやっているではありませんか。いずれもシラガ頭やハゲ頭ばかりです。おじさんは場所を間違えたと思って出て行こうとしました。すると、おじさんの名前を呼んで駆け寄ってくるものがいるではありませんか。「23期の中村です。お久しぶりです。」頭はシラガ。まるで浦島太郎になったような気分でした。1級下の後輩です。そうなんです。おじさんは会場を間違えていなかったのです。

最初は誰が誰だかさっぱりわかりません。何しろ22歳前後から一度も会っていない人が大多数ですから。それが、不思議と話をしているうちに当時の青年の気持ちになってくるのです。先輩後輩、だんだんと昔の顔がよみがえってきました。いい雰囲気!

現在の硬式野球部の話になりました。
いま、神戸商船大学は神戸大学と統合されて、神戸大学海事科学部となっておりますが、商船大学当時の部活が残っているのは、硬式野球部と端艇部(カッター)だけだそうです。

その中で、神戸大学硬式野球部というのはちゃんとあるのですが、商船大学が前身の海事科学部硬式野球部というのが現存しています。

おじさんたちの頃のは、お金もなかったのですが、野球部にいるというのにそれほどお金もかかりませんでした。球場も商船大学のグランドを使ったりしていました。ところが、今の大学のリーグは球場はちゃんとしたものを使い、審判もちゃんとした人たちにお願いしているというのです。ですから、リーグに登録しているだけで、年間150万円も必要としているとのことです。

部員は12~3人。当然、リーグでは負けてばっかりのチームです。

そんな中でも部員たちはアルバイトをしながらでも、そのお金を捻出し、その上自分たちの道具のお金も何とかしているといいます。

おじさんも少ないのですが、協力をしようと思って、いくばくかのお金を送っていますので、試合結果などを送ってきます。それを見て負けてばっかりと思っていました。

ところが、結果は負けてばっかりだけど、中身はずいぶん違うようです。日夜勉学にいそしんで、その上アルバイトまでして」部費を捻出し、部員が30名も40名もいる強豪チームと互角に戦っているのだそうです。

そして、監督はなんとあの阪神タイガース名2塁手、鎌田実氏なのです。

頑張れ商船大学硬式野球部!頑張れ神戸大学海事科学部硬式野球部!おじさんもいつか神戸に行く機会があったら、後輩たちの試合を観戦してみたいと思いました。

誇り高き神戸商船大学、神戸大学海事科学部に乾杯!!

# by kanmoto | 2013-12-01 18:03 | 連載  

麦蒔き

おじさんたちの農業法人は2ヘクタールの麦畑を持っています。
もちろん麦蒔きは、機械です。一度機械で通ると、耕して、畝を立てて、麦を蒔いて、肥料を施して、土をかぶせて、その上から土を押さえていきます。ですから、あっという間に終わってしまいます。

今日は農業法人のではなく、おじさんの家の麦まきをしました。わずか80アールほどですので、昔ながらの方法でやります。

まず、トラクターで耕して、耕運機に畝たて機を着けて畝を立てます。そして種を蒔いて、鍬で土をかぶせていきました。はぁー!大変です。来年の6月ごろにはちゃんと麦畑になればいいのですが・・・

# by kanmoto | 2013-12-01 17:15 | 日記  

おやじの会

夜市地区におやじの会なるものがあります。
みな60歳前後のおやじたちばかりです。会員は15名程度です。

そのおやじの会は山の畑でサトイモ・ジャガイモを作っております。
今日はそのサトイモ掘りの日。そしてその後は、おじさんの家に集まって大宴会となります。

ふぐ刺身、ふぐ鍋、赤なまこ、タコ・おでん・巻きすしなどいづれも地元の食材を使っての贅を尽くしたものです。
それに、ビール・焼酎・日本酒・ワイン・ウィスキーの飲み放題です。

6時前から始まったおやじたちの大宴会は、9時過ぎには一人去り、二人去り、10時前にはみんな帰ってしまいました。一昔前のおやじたちだったら、深夜まで延々と続いて、それからバーに飲みに行こうというツワモノまでいたのですが、みんな歳をとったかな?

# by kanmoto | 2013-11-30 16:52 | 日記